社員の健康への投資価値-2-

休職や退職が企業の業績に与える影響は、単にその人の1年分の労働力が損なわれ、補充コストがかかるということだけではありません。スタッフは、社内に入り、時間とともに様々な職務上の知識や技能を身につけ、あるいは会社の中のルールを把握し、徐々に生産性を向上させていきます。

このため、入職まもないスタッフと、ベテランのスタッフには組織内での生産性に大きな差が存在します。たとえば入職早期では、1年の違いが100%もの生産性の差を生じます。(生産性の測定がしやすいコールセンターでの既存研究による)

入って半年のスタッフと、1.5年後のスタッフでは処理可能な仕事量が倍違うのです。これは金額にして年間200~800万円に相当します(年収600万円として試算)。つまり、1人の退職は、組織には直接で年間350万円、間接的な損失も含めると、年間550~1150万円以上の損失をもたらします。そして、消費される引き継ぎ・教育コストを含めると、さらに膨大な損失が隠されていることになります。

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退職に至る理由のうち3割程度は、心身の健康に対する投資によって防げる問題です。

積極的な「攻めの健康経営」で、利益を向上させていきましょう。