研究報告:職場のストレス要因と睡眠の問題が「希死念慮」リスクに関連 ~東京医科大学との共同研究、第99回日本産業衛生学会にてポスター発表~


株式会社こどもみらいの学術部(統括医:志村哲祥)は、東京医科大学精神医学分野・睡眠学講座と共に、職場におけるストレス要因および睡眠状態が「希死念慮」(死にたいという気持ち)のリスクに与える影響について調査を行いました。

研究の概要

本研究では、地方公務員465名を対象とした質問紙調査(2回実施)のデータを分析した結果、

  • 「仕事の意見の食い違い」「他部署との連携不足」「働きがいの欠如」など職場の人間関係・仕事の質的負荷が、希死念慮のリスクと関連すること
  • 残業時間そのものよりも、睡眠不足や睡眠の質の問題が希死念慮のリスクを有意に高めること
  • これらの要因は、統計的な分析により、希死念慮の「結果」ではなく「原因(上流要因)」であることが確認されたこと

などが明らかになりました。

自殺はメンタルヘルス領域で予防すべき最も深刻なアウトカムです。本研究により、ストレスチェック等で把握できる職場の人間関係・働きがいの低さや、睡眠の問題への注視と改善の必要性が示唆されました。

発表情報

本研究成果は、2026年5月27日~30日に大阪国際会議場にて開催された第99回日本産業衛生学会にて、ポスター発表として公表されました。

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