ボケないための若いうちからの健康管理-1:生活習慣病-

高血圧や糖尿病といった生活習慣病や、睡眠の問題が、老後の認知症と関係していることを知っていますか?

認知症には主なものとして「血管性認知症」と「アルツハイマー型認知症」というものがあります。

血管性認知症は、大小含めた脳の血管が詰まったりしてしまうことでその先の神経が徐々に死んでいってしまい、結果的に認知症(ボケ)に至る病気、アルツハイマー型認知症は、脳の神経に毒性を持つ老廃物が貯まることで神経が死んでしまい、認知症に至る病気です。

では、血管にダメージを与える病気…たとえば高血圧や糖尿病と認知症はどう関係するのでしょうか?

1990年からアメリカで始まった10000人以上の大規模な追跡調査で、高血圧があるだけで20年後の認知機能が低下すること、しかしそれは薬(降圧薬)を使用することで抑制できることが明らかになりました。(Gottesman et al., 2014)

また同様に、糖尿病やその傾向があると、問題がない人に比べて、糖尿病の傾向(HbA1c)が悪化すればするほど、将来の認知機能が低下していくことも明らかになっています。(血圧や脂質などの要因を除外しても、単純に血糖の問題だけで認知機能が悪化していきます。(Rawlings et al., 2014)

生活習慣病は、これを予防し、早期に治療することで、精神的(知能的)にも健やかな生活を送ることができます。

次はアルツハイマー型認知症と生活習慣について見ていきましょう。