「寝床のスマホ」は睡眠障害リスクを2倍に: 睡眠習慣に関するこどもみらいの最新の研究が出版されました


こどもみらい研究チーム・東京医科大学睡眠健康研究ユニット等からなる、睡眠に関連する生活習慣と、それから引き起こされる睡眠の問題との関係を明らかにした論文が、アメリカ国立睡眠財団の”Sleep Health”にて発表されました。

睡眠衛生と呼ばれる、睡眠と関連する生活習慣は様々なものが提唱されていますが、実は、「その中でも何が本当に重要なものであり、何を本当に伝え、指導すべきなのか」を明らかにした研究はほとんど存在しませんでした。

本研究は様々な睡眠関連要因を包括的に調査し、多変量解析によって各要因の重要性の濃淡を明らかにした、睡眠指導を行う際のマスターピースとなる成果です。

Shimura, A., Sugiura, K., Inoue, M., Misaki, S., Tanimoto, Y., Oshima, A., … & Inoue, T. (2020). Which sleep hygiene factors are important? comprehensive assessment of lifestyle habits and job environment on sleep among office workers. Sleep Health.