「睡眠のゴールデンタイム」なんてものはない?!

「夜22時~2時までは、お肌のゴールデンタイム」なぜなら、成長ホルモンが沢山出る、この時間帯に眠ると、お肌がつやつやになって若返る(*´ω`*)「成長ホルモン」は「美肌ホルモン」だから、この時間帯を死守しなければ!!

この都市伝説を、まだ信じている人はいますか?

睡眠のコールデンタイムは22時~2時で、このコールデンタイムに眠らないと成長ホルモンが出ないという言説がありますが、これは誤りです。

睡眠と成長ホルモンの分泌との関係を調べた研究報告が1991年にあります。この研究では、被験者を最初に22時頃から7時頃まで眠らせた時、22時から2時位の間で多量に成長ホルモンが分泌されています。これがおそらく「22時~2時はゴールデンタイム」の根拠となっているものと思われますが、この下図の続きを見てください。


翌日の22時~2時に徹夜をさせた結果、成長ホルモンは出なくなっていますが、徹夜明けで 昼間に眠った時、昼の11時~14時位にも多量に成長ホルモンが出ているのが分かります。

つまり、成長ホルモンは「睡眠の最初の熟睡時」に大量に分泌されます。時間帯は関係ありません。もっとも、 変な時間に寝起きするとうまく熟睡できないことがあるため、「22時~2時ゴールデンタイム説」が完全に嘘というわけでもないのですが この時間を過剰に気にする必要はありません。
「ある程度の時間ちゃんと熟睡できていれば、別に22時に眠っていなくても、成長ホルモンは出る」ということです。

「成長ホルモン」は、睡眠中に集中的に分泌され、 全身の組織が修復されます。 子どもでは身体の成長も促されます。22時~2時でなくとも、しっかり睡眠時間を確保して熟睡をすることがお肌にとっても大切です。

いっぽう、皮膚の老化については、主に紫外線の影響が大きいとされています。トラックドライバーの窓側の頬と反対側の頬の皮膚の老化速度、プロゴルファーのグローブをしている側の手背としていない側の手背の皮膚の老化速度を比較した研究があり、窓側の頬の皮膚、グローブをしていない側の手背の皮膚の方が、老化速度が速いという結果が出ています。熟睡対策と同時に紫外線対策もおこたりなく!

(参考文献)

出典: Am J Physlol Regul lntergr Comp Ptiysiol. 279: R874-883, 2000.

 

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